ペリーの顔

 先日、神奈川県立歴史博物館で開催されている「ペリーの顔・貌かお・カオ -「黒船」の使者の虚像と実像-」という企画展を見学しました。この企画展は幕末期に多く描かれたペリーの肖像画を比較しながら、「ペリー来航」という出来事が、当時の日本人の眼にどのように映ったのかを考えるといったような雰囲気の展示会でした。幕末のはじまり、といえば、ペリー来航!ということは多くの人が思い当たることだとはおもいますが、その実情は、複数存在するペリーの「顔」のように複雑なのかもしれません。たくさん並ぶペリーの肖像画は、―先入観でものをみてはいけない、幕末の研究にはまだまだ未開拓の部分があるのだから、と訴えかけているような気がしました。幕末史がお好きな方、見学されてはいかがでしょうか!?ペリーといえばこんなイメージですが…


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